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第38回馬事公苑馬術大会(JRAホースショー2009)
◆レポート 毎年、ゴールデンウィークに東京都世田谷区のJRA馬事公苑で開催される「JRA馬事公苑馬術大会」(JRAホースショー)。入場無料で様々な馬のアトラクションも披露され、国内最大の観客動員数を誇る馬術大会としても知られています。 今回は、残念ながら体調を崩したエース馬「ヤマト」は不参加となりましたが、大障害(150cm)にやっくる、中障害A(140cm)にゼロなどが出場しました。 賞金のない初日の予選競技では、大障害のやっくる、中障害Aのゼロともに、それぞれのクラスで最速タイムをマーク。残念ながらどちらも一落下を喫し、やっくるが7位、ゼロが5位となりましたが、賞金のかかる決勝競技に期待が持てる走行を披露しました。 そうして迎えた2日目のメイン「グランプリ大障害」。これまで、「予選で優勝、決勝で惜敗」を繰り返し、高額賞金を取りこぼしていた広田選手は、当日会場で配られた「馬瓦版JRAホースショー編」の中で、この競技だけは「優勝自信度100%」を宣言。自らプレッシャーをかける背水の陣で臨みました。 その広田選手の期待を一心に背負ったやっくるは、見事、オリジナルコースをクリアラウンドでゴール。4組が進出した優勝決定戦・ジャンプオフをも制し、ついに念願のビッグタイトルを獲得。広田選手も、今回は優勝賞金45万円がかかるメイン競技で優勝という最高の結果を残すことができました。 これで、名実共に国内トップホースの仲間入りを果たした「やっくる」。海外では130cmクラスを中心に使われていた若馬が、日本に来てわずか1年も経たずにビッグタイトルを獲得し、エース馬「ヤマト」の不在を補う活躍を果たしました。 なお、大障害クラスは引退した国内の現チャンピオンホース・ゼロは、最終日の中障害A決勝に出場。しかし、芝に足を滑らせて止まってしまい、賞金獲得はなりませんでした。 ◆広田龍馬選手のコメント 「観客が最も多い大会でプレッシャーに打ち勝ち、有言実行を果たせてよかったです。やっくるはまだ若く、経験だけが足りないため、当日はあえて別の競技にも使い、僕が騎乗したグランプリ大障害は3競技目でした。その作戦も功を奏し、やっくるはいつも以上に集中してくれました。国際大会で活躍することを目指している以上、やっくるにとっても、このタイトルは通過点に過ぎませんが、それにしても本当にすごい馬ですね」(広田選手) |
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