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第10回東関東馬術大会CSI-W CHIBA
◆レポート 10戦目の東関東馬術大会のメイン「大障害 CSI-W CHIBA」は、高額賞金ではないものの、来年のWEGケンタッキー世界選手権(アメリカ)のクオリファイ(最低出場資格/2回クリアラウンド)がかかる重要な一戦。 「毎週のように競技会が続き、競技感覚が冴え渡っている」という広田選手は、初日の中障害Bを「ゼロ」で優勝し、大障害を「ヤマト」と「やっくる」で1・2フィニッシュするなど、これ以上ない成績で2日目の「大障害 CSI-W CHIBA」に臨みました。 先に出場したのは、7戦目のJRAホースショーからメイン3連勝中と絶好調の「やっくる」。前々回の「那須グランプリ CSI-W」で1回目のクリアラウンドを果たしており、今回クリアラウンドすれば、早々に世界選手権のクオリファイが獲得できます。 しかし、期待された「やっくる」は、コース終盤の障害で大きく左によれてしまい、続くオクサーへの踏切が近くなりすぎて痛恨の一落下。残念ながら、世界選手権のクオリファイ獲得は、次戦以降に持ち越されることになりました。 一方、徐々に本来の実力を発揮し始めたのが、2008年北京オリンピックにも出場するなど、圧倒的な能力を持つエース馬「ヤマト」。日本に来てからは、今ひとつ結果が出ませんでしたが、名ライダーとしても知られる中村勇装蹄師が、わざわざ三重県から足を運んで装蹄に努めるなど、様々な人々の協力を得て復調。広田選手とのコンビネーションも高まっていた今回、なんと唯一のクリアラウンドで優勝を決め、同時に、1回目のクリアラウンドを達成しました。 これで、「ヤマト」と「やっくる」は、CSI-Wでそれぞれ1回ずつクリアラウンドを達成。来週の「西日本障害飛越馬術大会 CSI-W OSAKA」でもう1回ずつクリアラウンドを果たせば、2頭とも世界選手権のクオリファイが獲得できる状況になりました。 それにしても、今回で広田選手は7戦目のJRAホースショーからメイン競技を4連勝と絶好調。シーズン当初から繰り返していた「ヤマトが復活すれば、1,000万円チャレンジもだいぶ楽になります」との言葉通り、このまま連勝街道を突き進むのでしょうか? ◆広田龍馬選手のコメント 「やっくるの落下は、絶対にクリアラウンドすると決意して臨んだ分、かなりショックでした。完全にライダーのミスで、落下した障害も、実際はよくぞ飛んでくれたという状況でした。自分のふがいなさが悔しくてなりません。会場でもとても人気がある馬ですし、来週は必ずクリアラウンドを果たしたいと思いますので、応援よろしくお願いします! そして、ようやくですが、ヤマトが7割ぐらいの出来に戻ってきました。この馬は、全身をまるで猫のようにしなやかに使って飛越し、ボリュームのあるオクサーでも軽々と飛んでしまいます。幅のある水濠を飛んだ後も一瞬でバランスが戻り、リズムを崩さないまま、行けと言えば(前に)行くし、待てと言えば待ってくれます。大障害Aクラス(160cm)のコースも、まるで中障害Bクラス(130cm)のコースに思えるほど、楽に走行できるのです。これだけ能力の高い馬たちに乗れることに心から感謝し、また、その馬たちに恥じない走行ができるよう、これからも頑張りたいと思います!」(広田選手) |
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