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第45回東北馬術大会 CSI-W MINAMISOMA
◆レポート 12戦目は、福島県の南相馬市馬事公苑で開催された第45回東北馬術大会。前2戦と同様、高額賞金ではないものの、来年のWEGケンタッキー世界選手権(アメリカ)のクオリファイと、ワールドカップ出場がかかるCSI-W Minamisomaがあり、広田選手は「ヤマト」と「やっくる」で参戦しました。 広田選手は、9月に開幕する新潟国体の開催県馬術コーチでもあり、初日は新潟県馬連のジョーカーヴィラファルで中障害AのS&Hに出場し、2位と15秒もの差をつけて圧勝。 2日目には、大障害のS&Hに「やっくる」と「ヤマト」で出場し、1・2フィニッシュを決めました。 しかし、成績としては完璧でしたが、内容はどちらもニ落下と奮わず。「やっくる」は、雨上がりで馬場状態が悪く、足を滑らせてしまったなど、原因がハッキリしており、コース後半ではいつもの調子を取り戻していましたが、「ヤマト」は、前日に厩舎で落鉄してしまい、夏バテも重なって明らかに不調。 「ヤマト」は、この後も「全日本ジュニア障害飛越大会」や「新潟国体」にも出場を予定しており、確実にクリアラウンドできる状態ではない今回は、最終日の出場を見送ることになりました。 こうして最終日のメイン、CSI-W グランプリには「やっくる」だけが出場。昨日の走行で調子を上げた「やっくる」は、オリジナルラウンドをきっちりと減点0でゴール。川口大輔選手&スノーウィーリバーIIとの一騎打ちとなったジャンプオフでも、大差をつけて優勝! 圧倒的な存在感を示しました。 「やっくる」が日本に来て、検疫が明けたのが去年の9月。まだ8才(現在は9才)と若く、海外でも特に実績もなかった「やっくる」が、一年も経たずにここまで活躍するとは、誰も想像していなかったでしょう。 驚異的な成長を続ける「やっくる」の活躍で、広田選手も、5月のJRAホースショーからメイン競技を6連勝。今大会も3日間それぞれのメインをすべて優勝と、完璧な結果を残しました。 ただし、国内最高峰クラスの大会でこれだけ連勝しても、「1,000万円チャレンジ」の達成には、まだ600万以上残っています。秋の高額賞金大会までにエース馬「ヤマト」が完全復活し、「やっくる」と共に高額賞金競技で1・2フィニッシュを連発しなければ達成できません。 これだけ勝ちまくってもなお、一つも取りこぼせない。広田選手の過酷な挑戦は、まだようやく半分を終えたばかりです。 ◆広田龍馬選手のコメント 「いやぁ〜、今回もやっくるが頑張ってくれました! 2日目は、やっくるでは初めてニ落下したので、かなりショックだったのですが、メインではダブルクリアラウンド! 素質は十分にあるとは思っていましたが、ここまで成長するとは……。身体も一回り大きくなって、本当にたくましくなってきました。このまま成長すれば、本当に海外でも通用する馬になってくれると思います。 あとは、実力・実績ともに、やっくるよりもはるかに優れているはずのヤマトが、今度は夏バテに苦しんでいます……。牡馬はやっぱり暑さに弱いですね。でも、秋にはさらに桁外れのパフォーマンスを披露できると思いますので、楽しみにしていて下さい! それと、1,000万円チャレンジは、たしかに国内の賞金額を考えると厳しいかもしれませんが、必ず達成します。それぐらいできなければ、世界は目指せません。皆さんの応援が本当に大きな励みになっていますので、これからもよろしくお願いします!」(広田選手) |
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