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Lesson.04*基本姿勢1/人馬の内方姿勢 |
◆「真直性」を保った正しい馬の内方姿勢
Lesson3で解説した通り、障害飛越で最も重要なのは、馬を適切に誘導することです。そのためには、ライダーが基本姿勢をマスターし、「リズム」や「ライン」、「馬の体勢」などを整える必要があります。今回は、そのうち、「ライン」や「馬の体勢」において重要となる、「人馬の内方姿勢」について解説していきましょう。
障害飛越のコースは、そのほとんどが回転の連続で構成されています。そのため、馬を適切に誘導するには、スムーズに回転できることが条件となります。馬の内方姿勢とは、こうした回転などの際に、馬体が輪線上に沿って、弓なりに湾曲する姿勢を指します。
ポイントは、「真直性」が保たれているかどうか。馬体が輪線上に沿って湾曲するだけでなく、後肢の蹄が、前肢の蹄の跡を通っていることが大切です。
この真直性が保てず、歪んだ体勢のままアプローチすると、馬は障害を飛びづらくなり、落下や反抗などの原因となってしまいます。
反対に、真直性を保った正しい内方姿勢でアプローチできれば、馬はスムーズに回転し、障害も飛びやすくなります。
◆内側の腰と身体の捻りで、正しい内方姿勢を作る
正しい馬の内方姿勢を理解したら、今度は、ライダーの内方姿勢を練習していきましょう。
まず、馬は走るとき、後肢で地面を蹴って、体を前に押し出します。そして、前肢はその推進力を受けて、バランスを取りながら進行方向を決定していきます。
ライダーも、こうした馬が走る仕組みに合わせて、下半身で馬の後肢や腰、つまり「推進力」を、上半身で馬の前肢や肩、つまり「方向決定」をコントロールするとイメージして下さい。
具体的には、進行方向を決める馬の前肢や肩と、ライダーの肩が平行に、そして、推進力を生み出す馬の後肢や腰と、ライダーの腰が平行になるのが基本です。
このため、人馬の正しい内方姿勢では、ライダーの上半身と下半身は、馬体の湾曲に合わせて、図のようにクロスします。また、回転するときは、人馬の重心の位置もやや内側に移動します。
それぞれ流れを見て行くと、ライダーはまず、回転する方向を見て、内側の肩を開き、上半身を進行方向に向けます。
内側の拳は、その上半身の捻りに合わせて自然に開き、進行方向へと馬のクビを誘導します。
外側の拳は、馬が肩から外側に逃げないように、壁を作るようなイメージで、軽く握りましょう。
続いて、下半身は、内側の腰を張って、わずかに内側に体重をかけます。同時に、内側の脚も、腰や太ももから、斜め前下方に体重を落とすようなイメージで鐙を踏みます。すると、馬は、自然に内側から圧迫されて、弓なりの姿勢をとりやすくなります。
また、外側の脚は、馬の腰が輪線上から外側に逃げないように、壁を作るようなイメージで、軽く馬体をおさえましょう。
このライダーの内方姿勢のポイントは、上半身と下半身の捻りを意識すること。また、内側の腰を張って、わずかに内側に体重をかけ、人馬の重心の位置を一致させることも大切です。
なお、慣れてきたら、外側の拳だけで手綱を握り、片手手綱で輪乗りをするのも効果的です。上半身を捻りやすいほか、手綱を引っ張れないため、体重移動と脚だけで馬を回転する感覚も身につけることができるでしょう。
◆今回のツボ
「内方姿勢では、身体のひねりを意識する」
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