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Lesson.07*基本姿勢3/飛越時の姿勢(随伴) |
◆2ポイント・シートは、半分随伴している姿勢
「ロング・リリース」で地上横木をバランスよく通過できるようになったら、いよいよ障害飛越にチャレンジ。
まずは、障害を飛越する馬の動きから見ていきましょう。
○一定のリズムで真っすぐ障害に向かいます。
○障害前に着くと、馬は後肢で力強く踏み切り、前方への加速を伴って、空中に上昇します。
○障害を飛び越えた後、前肢から着地し、もとの駈歩へと戻っていきます。
こうした一連の馬の動きについていくライダーの動作を、「随伴」と言います。
それでは、今度はライダーの「随伴」という動作に注目して見てみましょう。
○ライダーは「2ポイント・シート」の姿勢のまま、一定のリズムで真っすぐ障害にアプローチします。
○そして、障害前で、馬が後肢で踏み切る時、わずかに鐙に体重をかけ、前方への加速についていきます。足の裏全体に体重を落として鐙を踏み、膝の裏を伸ばすように意識して、上昇する鐙に体重をのせていきましょう。
○同時に、馬の口をハミで引っ張らないように、拳を前方に譲ります。飛越する馬の頚の動きに合わせて、たてがみに沿って前に譲りましょう。
○上半身は、踏み切りから着地まで、バランスを崩さないように常に「2ポイント・シート」の30度の前傾を保ちます。
○最後に、着地する時は、踵から体重を落としたまま、しっかりと鐙を踏み、各関節を柔らかく使って、地面からくる衝撃を吸収。
目線を落とさず、しっかりと進行方向を向き、30度の前傾とバランスを一定に保ったまま、スムーズに「2ポイント・シート」へと戻ります。
実は、最初から鐙に立って、30度に前傾している「2ポイント・シート」は、すでに半分「随伴」している姿勢とも言えます。そのため、随伴の際に、アレンジを加える点も、たった2つ。馬が後肢で踏み切る際、膝の裏を伸ばすように意識して鐙に体重をのせ、前方への加速についていくこと。そして、拳を前に譲ることだけ。
馬が踏み切る前に前傾してしまう「先飛び」や、随伴する前に馬が踏み切ってしまう「つき遅れ」などの心配もありません。
このように、「2ポイント・シート」には、障害飛越の際も、ライダーが身体を起こしたり、前傾したりする必要がなく、最小限の動作で「随伴」に移行できるというメリットがあるのです。
◆ロング・リリースで、障害飛越の随伴をマスター
レッスン6の地上横木通過と同様に、障害飛越の随伴も、自分のバランスだけに意識を集中できる「ロング・リリース」で練習しましょう。
前回、埒沿いに作った5本の地上横木のうち、後ろの2本でクロスバー障害を作り、速歩で通過していきます。
2ポイント・シートのまま、あらかじめ拳を前に譲り、手綱がぶらぶらの状態でアプローチします。最初は、馬のたてがみを掴んだまま向かいます。障害を飛越するのは馬に任せて、ライダーは、自分のバランスだけに意識を集中しましょう。
ロング・リリースでは、すでに拳を譲っているため、「随伴」への移行は、馬が障害を踏み切る際に、膝の裏を伸ばすように意識して鐙に体重をのせ、前方への加速についていくだけ。前傾の角度は常に30度をキープし、なるべく馬への負担が少なくなるように、小さな動作を心がけましょう。
なお、障害を飛越する馬の上昇や前方への加速は、障害の高さや幅によっても異なります。最初はクロスバー障害からはじめ、バランスよく随伴できるようになったら、垂直やオクサーにも挑戦し、それぞれ、鐙に体重をのせていく感覚を身につけていきましょう。
◆今回のツボ
「小さな動作で随伴する」
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